ハンターハンター考察してみます

素人がハンターハンターを考察してみます

ハンターハンター考察 ゴンの念能力を使えなくした理由(作者目線)

さて今回はゴンについて考察してみます。

 

ナニカに助けてもらったけど、念が使えなくなっていたゴン。

 

オーラ自体が出なくなったわけじゃないところが、まだ救いでしょうか。

 

オーラは出ているけど操れない。

 

オーラの総量とか強さも、ウイングさんに教えてもらう以前のレベルに落ちてしまったんでしょうか?

 

というかオーラも操れないのに世界樹登るとか、正気の沙汰じゃないですさすがゴンさん。

 

正直ジャジャン拳じゃこの先キツイ

ゴンの能力であるジャジャン拳。

 

たしかに習得の流れは筋が通ってました。

 

ジャンケンが好きだし、強化系を中心にチーとパーで放出系と変化系もカバーしつつ、そこまで頭を使わなくて良い単純さ。

 

まさにゴン向けの能力です。

 

ただ、多少応用が効くとはいえ、所詮は力技で肉弾戦に特化した能力。

 

そしてそのMAX状態とも言えるものは、覚醒ゴンさん状態で既に読者に見せました。

 

極まった状態の能力を出してしまったんですね。

 

仮に、次にゴンが登場するのが、数年後の世界だったとしても、覚醒ゴンさんには及ばないわけです。

 

キルアの予想でも何十年と絶え間ない修行の結果、たどり着く姿。

 

そう考えるとどうしても見劣りしてしまうんです。

 

ただしゴンは一応主人公なわけです。

 

となると活躍の場を与えるにはどうすれば良いか?

 

オーラ自体は出ているけど、念能力は一旦リセットする形しかなかったとも言えるんです。

 

別にナニカに治してもらって、オーラも今まで通りに使えたとしても読者は何の異変も感じなかったでしょう。

 

でもあえてそうした理由があったはずなんです。

 

そしてそれは物語を今後進めやすくするためでもあるんです。

 

暗黒大陸への後発組にさせる必要があった

ゴンが元の状態に戻っていたとすれば、キルアとも分かれて自由な状態。

 

そしてジンから暗黒大陸の存在も聞かされた状態。

 

ハンター協会全体で暗黒大陸攻略に進んでいますし、レオリオやクラピカも加わっています。

 

健全な状態なら、そこに参加しない理由はないですよね。

 

ただそこに明確な目的がないんです。

 

主人公だと読者が納得するようなものがないと、完全に脇役扱いに落ちぶれます。

 

ジンに勝てる要素がなに1つないですからね(笑)

 

正直ジンが主人公でも全然いいんですが(ボソッ

 

ただ暗黒大陸行ってみたい!だけじゃ足りないということですね。

 

ゴンの約束

ゴンはジンに初めて会えた時、ジンからの教えとして仲間との約束の仕方について教えてもらえました。

 

「次はどうするか」そいつと約束して、それを絶対に守ること。

 

そしてゴンはカイトにこう言いました。

 

「次は俺がカイトを護るよ」

 

つまりゴンのやることは1つ。

 

強くなること。

 

これですね。

 

なんかゴンはいっつも修行している気がしますが・・・ジャンプの主人公の宿命でしょうか(笑)

 

今までも、確かに強さの片鱗は見せていたんですが、まだまだ足りないレベル。

 

物語の登場人物もかなり増えていますが、そんな奴らをぶっちぎるくらい強くなる必要があるんです。

 

くじら島に何か秘密があるのか?

念能力をリセットさせたもう1つの理由として、少し説得力が薄いですが、くじら島に帰郷させる必要があったというものです。

 

最終的にはゴンも暗黒大陸に向かうことにはなると思います。

 

その理由もまだ予想できないものかもしれませんが、ここで考えたいのがジンが島を出た理由です。

 

ゴンとジンが世界樹で話したときに、ジンの欲しいものは今も昔も変わらない「目の前にない何か」と話していました。

 

これは外の世界は関係なくて、単純に誰も知らない未知のものが欲しいという意味かもしれません。

 

ジンがハンターになりたいと思ったのも、島を出た後かもしれません。

 

ただもし島で何かきっかけとなるものがあったとすれば、ゴンも同じようにそれを見つけることになるかもしれません。

 

気になるのは、ドン・フリークスという名前。

 

おそらく名前的にもゴンやジンの家系に関係しているでしょう。

 

ドン・フリークスもくじら島出身かどうかはわかりませんが、もしかするとくじら島には何か秘密があるのかもしれませんね。

 

ドンさんがいきなりくじら島に帰ってきて、ゴンに出会うみたいな・・・ないか(笑)

 

 

ジャイロとの振りもありますし、ゴンがどのように活躍することになるのか期待しておきましょう。

 

今回はこのあたりで。